空いているスペースの貸し借りするユニークなマッチングサイト「スペースマーケット」が7月5日から民泊事業を開始しました。
サイト内で民泊物件を紹介。レンタルスペースと合わせて宿泊施設も扱うことになりました。
今回はスペースマーケットの民泊事業について紹介してみたいと思います。
スペースマーケットで空いてるスペースを有効活用
「スペースマーケット」はこれまで、お寺、古民家、映画館といった場所を展示会、会議、結婚式、パーティー、ヨガなどのために時間貸しの仲介を行っていました。
今回の民泊施設貸し出しサービスでは、地方の空き部屋への宿泊
加えてゴルフコースないの芝のフリースペースでのテント泊や茅葺の古民家での宿泊など、スペースマーケットならではの宿泊場所を提供しています。
民泊物件を扱う場合には、安全性の確保が求められますが、同社はこれまでのレンタルスペース事業で行っていたコンシェルジュサービスや物件の審査、相互レビューなどで対応しています。
現状では法令を遵守した物件のみの取り扱いとなっています。
今後民泊新法の制定によっては合法的に運営できる施設が増えてくる可能性もあるので、法令次第の事業でもあるのでしょうね。
法人向けの民泊物件提案サービス「スペースマーケットコンシェル」
スペースマーケットでは法人向けに民泊物件探しのサポートを行ってくれるようです。
探している条件にマッチした物件をスペースマーケットのスタッフがピックアップして提案してくれるサービスで、法人利用かつ10万円以上の予算があれば可能とのこと。
このサービスは民泊物件以外でも行われていて、会議室、パーティー会場、セミナー会場等をいつもとは違う場所で行いたいというニーズにも応えてくれます。
扱っている物件がユニークなスペースマーケットならではのサービスですね。
まとめ
民泊関連事業では規制によって営業を諦めるケースもありますが、サービスとしてはまだまだ可能性がある分野です。
スペースマーケットの民泊事業を見ると法令をよく理解し、うまく事業につなげている部分があるなと思います。
実際に民泊事業という観点にとらわれると許可が必要ということになりますが、スペースの貸し出しという点では宿泊施設の開設も条件を整えれば可能となりますしね。
民泊事業に関してお困りの企業の皆さまは一度ご相談頂ければ上記のあたりについてもアドバイスできると思います。
ぜひ、お問い合わせからご相談下さい。