民泊の仲介サイトといえばAirbnb(https://www.airbnb.jp/)ですが、旅行客にもいくつか属性があり、属性ごとに使うサイトも変わってきます。
Airbnb以外にも、旅行者の属性を絞り込めば集客が期待できるサイトがいくつもあります。
紹介するサイトを利用して、さらなる稼働率アップを狙うのも一つの方法であると思います。
ただし、複数のサイトを利用するということは、それだけ予約の管理が複雑になり、代行業者を使ってる方は業者が対応してくれないこともあります。
そうしたことに気を付けて、他のサイトへの物件掲載を検討してみてください。
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HOSTELWORLD
URL: http://www.japanese.hostelworld.com/
このサイトは、バックパッカーの方がよく利用しています。
170カ国、33000件のホステル、800万件以上の信頼できるゲストからのレビューを掲載しています。
サイトは日本語にも対応しているので、英語のサイトが苦手な方でも大丈夫です。
ユニークなのは、宿泊者の予約を100%保証している点で、チェックイン時に宿泊者の予約が入っていない等のトラブルがあれば、HOSTELWORLD側からデポジットを返金して、さらに50ドルの補償金が払われます。
ゲストハウスなどバックパッカーに向けた宿泊施設を運営している方は、物件の掲載をしてみるとよいでしょう。
自在客
中国人観光客に関しては、Airbnbを上回る集客力を誇るのが「自在客(じざいけ)」です。
すでに日本の物件も2000件以上登録されています。
訪日外国人の過半数を占める中華系(中国、台湾、香港、シンガポール)をメインターゲットに絞った民泊サイトで中国でのシェアは大きいです。
自在客では、中国語でやり取りを行うため中国語の知識が必要となるが、来日観光客の過半数に関して多くの集客が見込めるサイトなので、利用を検討してみるといいと思います。
Agoda
URL: https://ycs.agoda.com/ja-jp/
Agodaは、世界最大規模のオンライン予約サイト「Booking.com」を運営するプライスライングループが運営しているサイトです。
世界中の企業とパートナー提携をしており、日本のJALも提携企業に入っています。
Agodaの特徴はアジアマーケットに強いことです。
台湾、香港、タイなどの利用者が多く、これから増えるアジア人の訪日観光客を見据えてAgodaへの物件掲載を検討してみてください。
まとめ
日本においては、あまり馴染みのないサイトであるかもしれませんが、海外では大きなシェアを誇っているサイトというのはたくさんあります。
Airbnb以外のサイトにも目を向けることによって、稼働率の上昇を目指すことは可能です。
運営する宿泊施設が、どのような旅行者を対象としているのかを明確にして、その旅行者に対して施設をアピールしていくことで、価格競争に巻き込まれずに、いつでも人が集まる施設にすることができます。
他にも色々とサイトがあるので、海外にも目を向けて情報を収集してみましょう。