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AIがおすすめスポットをご案内。宿泊施設向け新サービス「Bebot」

様々な業界でAI(人工知能)の利用が開発されていますが、宿泊・民泊事業においても新しいサービスの提供が始まっています。

今回ご紹介するのはAIがチャットで宿泊施設の側のおすすめスポットを紹介しくれるサービス「Bebot」です。

 

AIが日本の穴場を紹介するサービス「Bebot」

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ビースポークは人工知能を使って外国人旅行者向けに旅行に関するアドバイスをリアルタイムに答える「Bebot」のサービスを提供を開始しました。

iPhoneの「Siri」やAndroid端末での「OK Google」の旅行版といえばイメージがしやすいと思います。

株式会社ビースポーク(本社:東京都港区)は2016年4月から日本の穴場を外国人に紹介するサイトで収集した情報をもとに、ユーザーの声をテキストデータとして解析していました。この解析結果をもとに人工知能が自動的に外国人の要望に応える仕組みを開発しました。

「Bebot」の場合は、「Siri」や「OK google」と違い英語を使ったチャット形式で人工知能とのやり取りが行われます。旅行者はLINEやWeChat、Facebook Messengerといった会話ツールを使うことで、チェックインからチェックアウト時まで相談が可能になります。

近くの観光スポット、おすすめのおいしいお店の予約、文化体験予約、道案内に対応しており旅行者は地元の人しか知らないような役立つ情報を簡単に手に入れることができます。

宿泊施設の側は旅行者がチェックインした際に「Bebot」へアクセスするためのリンクを発行することにより、旅行者はチェックアウト時までメッセンジャーアプリでいつでも相談が可能となります。

 

「Bebot」のメリット

「Bebot」がメリットとしては顧客対応がリアルタイムで24時間対応が可能なこと、また外国語を話す人材を集めなくてもゲストの満足度を上げられることがあります。

人工知能の場合には人間と違って24時間働いてくれるので夜中に次の日の予定をたてるときにもコンシェルジュとして相談にのってくれます。また、宿泊者の多い宿泊施設の場合には、一人のスタッフが応対できる時間は限られますが、「Bebot」の場合はそうした制限もありません。

外国語対応に不安のある施設であっても人工知能がサポートをしてくれる点も大きな魅力です。現在は英語のみ使用が可能ですが、今後中国語、韓国語、タイ語等の多言語化を予定しており、それぞれ話せるスタッフを常駐させなくても、訪日外国人旅行者へローカル体験の案内を行うことができるようになります。

 

まとめ

人工知能の活用が色々な分野で始まっています。宿泊・民泊といった「おもてなし」の分野でも活用が始まるといったことを聞くと、技術の進歩のはやさに驚かされます。

長崎の「変なホテル」では試験的に運用が始まっていますが、そのうち完全にロボットとAIが運営するホテルなども出てくるかもしれませんね。

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