民泊に関する規制緩和の政府案では、住宅地域においてもAirbnbを利用した民泊施設が営業可能になるという方針が示されました。
Airbnbは旅行者を対象に宿泊施設をホストとゲストの間で仲介するサービスですが、海外では別の使い方でも利用されています。
それが住宅購入前の周辺環境のチェックです。
今回はAirbnbを利用して理想の家を見つける方法についてご紹介したいと思います。
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住宅購入前に周辺環境を実際に住んでみてチェック
住宅の購入というのは人生において、かなり大きな買い物になります。当然みんな失敗したくありません。 しかし、建物以外の要素は住んでみなければ分かりないことが多いです。
例えば、近くの倉庫に夜になると大型車が多く出入りするとか、夜になると酔っ払いが多く騒音がひどいとか、週末は周辺の渋滞が激しく車で出かけるのが不便といったことはなかなか分からないですよね。
また実際に住んでみると、買い物、病院、銀行、郵便局、ATM、役所、駅までの通勤、公園、近隣の住民など色々と日常生活において便利な点や不便な点が見えてきます。
周辺環境については建物と違い購入してから変えることはできない部分なのでチェックすることが住宅購入では大切です。
そこで活躍するサービスがAirbnbです。
Airbnbは「暮らすように旅をしよう」というコンセプトのもと運営されていることからも分かる通り、周辺地域の日常生活を実際に体験することができます。
海外では住宅を購入する前に実際にAirbnbを利用して住んでみてから決めるという方法も出始め、購入物件の近隣のAirbnbの宿泊施設の情報を提供する「Realtor.com」といったサイトもあります。
Airbnbを利用して家を探す方法
残念ながら日本においてはまだAirbnbと連携して家探しを手伝ってくれるようなサイトはありません。
1.Airbnbへ登録
まずはAirbnbに登録をします。メールアドレスがあれば簡単に登録ができるので以下の記事を参考に登録してみてください。
参考記事: 誰でも簡単にできる!Airbnbへの登録の仕方
2.住みたい地域を決めて物件を検索する
購入したい家の大まかな地域を決めましょう。
地域が決まれば物件探しは簡単です。
Airbnbのトップページの「どちらまで?」のところへ都市名を入力するだけです。駅の名前でも大丈夫なので住みたいと思っている所を入力します。
チェックインチェックアウトは物件を探す段階では適当で構いません。
すると以下の画面のように左側に物件の写真と1泊辺りの宿泊料が、右側に地図と物件の所在場所が表示されます。自分の購入する家の内装や間取りが近い家を探してみるとよいでしょう。
3.物件の写真をクリックして物件を予約する
いい物件が見つかったら左側の物件の写真をクリックするか、右側の地図の値段表示部分をクリックしてさらに写真をクリックします。すると予約をリクエストする場面になるのでホストとコミュニケーションを取ながら予約をしてみましょう。
施設によっては供用の施設もあるので借りる時は必ず「部屋のタイプ:まるまる貸切」となっている所を選んで下さい。
以上で実際にその地域の生活を短期間体験することができます。
また、家の内装、家具の置き方、キッチンの使い心地など住宅購入において色々参考になる点がでてくると思います。住宅購入前に色々な家を回ってみると理想の家が発見できるかもしれません。
民泊施設を新しい形で利用してみよう
民泊活用については色々なビジネスが出てきている最中です。日本ではまだまだサービス提供が遅れていますが、消費者の側で賢く使うことで様々なメリットがあります。
今回は住宅購入の調査に利用する方法をご紹介させて頂きましたがまだまだ活用方法はあると思います。
民泊関連の新しいサービスがあれば当ブログでもどんどん紹介していきたいですね。