AirbnbのCEOブライアン・チェスキーはアプリの新デザインの発表を行いました。
このアプリの新機能では宿泊地の近隣ガイド機能を導入し、総合的な旅行サポートアプリにして、旅行者の体験すべてに関わろうとしているようです。
方向的には以前の記事で紹介した「トリップアドバイザー」のようなサービスを展開していくということでしょう。
参考記事:【民泊&ゲストハウス】集客に活用!世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」
トリップアドバイザーはホテル等が中心ですが、民泊を利用した旅行に関してAirbnbは特化していくのでしょうね。
Airbnbの新機能
新機能は、世界25都市のおすすめスポットを350万件収録し、ガイドブック的な役割を果たします。
この機能により自分の宿泊施設の観光スポットやレストランを探すことができます。
民泊に関しては大きなシェアを得ているAirbnbですが、この新機能により旅行業に関してすでに大きなシェアを持つ先行企業と戦うことになるでしょう。
すでに大量の口コミデータを持つ「トリップアドバイザー」、「イェルプ」、「グーグルマップ」等に勝つことができるのでしょうか。
トリップアドバイザーとの比較
チェスキーはプレゼンでトリップアドバイザーとの比較をして、Airbnbの新機能の方が優れていることを強調しました。
Airbnbのホストは地元密着の情報を発信し、抜け道を教えたり、地元の人しか知らないスポットを推薦したりできるというのが強みであるようです。
旅行者視点での旅行から住民視点での旅行へ新しい体験を得られるという意味ではAirbnbの勝機はありそうですね。
Airbnbも広告キャンペーンで
”Don't Go There. Live There.”
とうたっていますしね。
Airbnbの未来
Airbnbはホスピタリティー業界に全般に拡大を目指しているようです。
チェスキーはプレゼンテーションの最後で11月の新プロジェクトについて軽く触れました。
「Airbnbが宿泊というカテゴリーを越えたら何が起こると思いますか」と
述べたので、新たなビジネスについて何か準備があるようですね。
Airbnbを利用する側も充実していく機能にあわせて色々戦略を変えていく必要があるでしょう。
とにかく新しい情報をチェックしていきましょう。