民泊ビジネス

大阪府のリゾートホテルの稼働率90%以上!観光庁の宿泊旅行統計調査でみる需要の高い地域

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観光庁から毎月宿泊旅行に関する統計調査が発表されています。

民泊を始める際に自分の住んでいる地域はどの程度需要があるのかということを見極めるためにも有効な指標です。

以下に詳しい最近のデータがでています。

参考ページ: 観光庁の宿泊統計調査ページ

今回は宿泊旅行統計調査での結果等を紹介したいと思います。

 

Contents

平成27年の宿泊者数データ

宿泊者の内訳

平成27年の延べ宿泊者数は5億545万人泊(前年比+6.7%)と平成19年の調査以来、最高となり初めて5億人泊を超えました。

日本人の延べ宿泊者数が4億3908万人泊(前年日2.4%)で、外国人の延べ宿泊者数は6637万人泊と、訪日外国人の増加を受け前年比+48.1%と大幅に伸びました。

ここ数年外国人の宿泊者数の伸びはすさまじく、平成24年から毎年30~40%の割合で増え続けています。

既に日本の宿泊者の13%以上が外国人であり、宿泊者の10人に1人以上は外国人になります。

客室稼働率

客室稼働率は全体で60.5%で、シティホテル(79.9%)、ビジネスホテル(75.1%)、リゾートホテル(57.3%)は、平成22年の調査開始以来最高となりました。

なかでも驚異的なのは大阪府のリゾートホテルの稼働率91.4%で一年中ほぼ満室状態です。これはUSJの効果が大きいでしょう。千葉県もディズニーランドの効果でリゾートホテルが84.1%で全国第2位の数字です。

民泊施設として有望なのはこうした人気テーマパークの近隣があげられるでしょう。

大阪府ではビジネスホテル(87.8%)、シティホテル(88.1%)も高い数値を示しており、現在のところ全国一の宿泊施設稼働率です。
当ページのアクセスも大阪からが多く、民泊運営に関心が高いことが伺えますね。

 

都道府県別客室稼働率は以下の様になっています。

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客室稼働率からみると民泊ビジネスに適しているのは

  • 東京
  • 千葉
  • 愛知
  • 大阪
  • 京都

でしょうか。
神奈川、埼玉、広島、福岡などもかなり高い数値ではあると思います。

現状民泊の需要に関しては東京、大阪が他県に比べて抜けている印象ですね。

 

都道府県別延べ宿泊者数ベスト10

客室稼働率ともに大事なのが宿泊者の数である延べ宿泊者数です。

一年でその都道府県に何人の宿泊客が訪れるのかということは大事なファクターとなります。

以下が延べ宿泊者数ベスト10です。

1.東京都(5955万人泊)
2.北海道(3217万人泊)
3.大阪府(3090万人泊)
4.静岡県(2264万人泊)
5.千葉県(2246万人泊)
6.沖縄県(2089万人泊)
7.神奈川県(1896万人泊)
8.長野県(1883万人泊)
9.京都府(1874万人泊)
10.愛知県(1669万人泊)

以外にも京都の宿泊客は少ないですね。京都の宿泊料は高額なところが多く近隣に流れてしまっているのも一つの原因でしょう。

いくら観光資源があっても宿泊施設が整っていなければ滞在はしてくれないということですね。地域経済活性化という点では見逃せないデータとなっています。

外国人の延べ宿泊者数の動向

外国人延べ宿泊者数は6637万人泊で調査開始以来の最高値です。調査開始の平成19年と比較すると約3倍になっています。

三大都市圏と地方部で外国人延べ宿泊者数の対前年比を比較すると、三大都市圏で+41.6%、地方部で59.9%と地方部の伸びの方が大きくなっています。

今後は地方部への外国人旅行者の流入が増えて行くでしょう

都道府県別外国人の延べ宿泊者数のベスト10は以下のようになります。

1.東京都(1778万人泊)
2.大阪府(934万人泊)
3.北海道(548万人泊)
4.京都府(481万人泊)
5.沖縄県(392万人泊)
6.千葉県(348万人泊)
7.福岡県(238万人泊)
8.愛知県(225万人泊)
9.神奈川県(217万人泊)
10.静岡県(176万人泊)

外国人宿泊者では東京、大阪が圧倒的な数となっています。

 

やはりおすすめは東京、大阪

東京、大阪が民泊の面では大きな需要があるのは間違いありません。ビジネス展開をしていくのであればこの2大都市ははずすことはできません。

ただその分施設の数も多くなっていき競争が激しくなるので他の施設との差別化をはかったりと色々戦略が必要となってくるかもしれませんね。

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