民泊と法律

賃貸でAirbnbをするときに要注意!事故が起きた場合のホストの責任

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Airbnbでは、宿泊させていたゲストによってトラブルや事故が発生する可能性があります。

こうした時にホストにはどのような責任が及んでくるのでしょうか。

今回はAirbnbを賃貸物件で行う際のホストの責任について書いてみようと思います。

 

Airbnbの民泊施設で起こりうる事故と補償

Airbnbを利用して物件を貸し出した時に想定されるトラブルや事故には次のようなものがあります

  • 部屋の汚損・破損
  • 夜間の騒音、近隣住民への迷惑行為
  • 不注意による火災
  • 部屋又は建物敷地内での傷害事件
  • 自殺等で死者がでる

ホストは物件の所有者許可を得たからといって、ゲストが行った部屋の事故に対する責任を免れるわけではありません。

ゲストが故意又は不注意により部屋で事故を起こしてしまった場合であっても、ホストは所有者に対して損害賠償義務を負うことになります。

火災等の失火においてはゲストの選び方や監督に不注意な点があるときにのみ、ホストは損害賠償の責任を負うとの見解もあります。

ただし、きちんと物件所有者の承諾を得てAirbnbで物件の貸し出しを行っている場合はAirbnbの「ホスト保証」や「ホスト補償保険」が適用され損害額について最高1億円まで補償してもらえます。

物件の所有者の許可を得ず違法な形でAirbnbを利用した場合は、こうした補償は受けられないことになるでしょう。

 

無許可でのAirbnbでの近隣トラブルは誰が責任を負うか?

無許可の物件でゲストが夜間の騒音や 近隣トラブル等で第三者に損害を与えた場合は、物件所有者ではなく、全てホストが責任を負います。

賃貸借契約で通常転貸は禁止されており、ゲストが起こした問題行動によって第三者に損害が発生しても、物件所有者が監督責任を問われることはまずありません。

無許可でAirbnbを行った場合の責任は全てホストがかぶることになります。

 

Airbnbの補償を利用するためにもきちんと家主の許可は取りましょう。

無許可で行うAirbnbでの貸し出しは補償制度が使えないのでハイリスクです。

保険に入らずに車を運転してるようなものだと思ってください。

また部屋のルールをゲストに周知させるなど、きちんと監督を行っていないと責任を負わされることになります。

ホストの方は注意が必要ですね。

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