民泊施設では旅行者との連絡手段はスマホのメッセンジャーアプリを用意しておくことが大事です。
事前にホストとゲストでメッセンジャーアプリのIDを交換しておくと非常に便利で、鍵の紛失対応やおすすめのお店の紹介、宿の場所がわからないときなど簡単な連絡をすることができます。
メッセンジャーアプリを用意しておくとゲストに非常に喜ばれ、IDを交換することで、旅行者がリピーターとなってくれる率が飛躍的に高まります。
民泊施設を運営をしている方は、今回紹介するメッセンジャーアプリを導入してみてください。
Contents
メッセンジャーアプリとは
メッセンジャーアプリとは、主にスマートフォン向けのアプリのうち、テキストメッセージのやり取りや無料IP電話によるメッセージの交換機能を提供するアプリです。
日本で有名なメッセンジャーアプリは「LINE」ですね。ただし「LINE」は世界的に普及しているわけではなく、日本と東南アジア系での利用者が多いです。外国人旅行者に対応するためには、他のアプリを使用する必要があります
Facebook Messenger
URL: https://www.messenger.com/
Facebook Messengerは主にアメリカ人を中心とした欧米系の旅行者に広く利用されているアプリです。
パソコン、スマホ両方に対応しており、2015年7月下旬のアップデートでfacebook登録をしなくても誰でも無料で使えるようになりました。
1対1でもグループでもメッセージ交換ができ、絵文字や顔文字が使え、LINEのようなスタンプを付けることも、facebook独自の「いいね!」ボタンもメッセージに挿入できます。
URL: http://www.wechat.com/ja/
Wechatは登録アカウント数が11億2000万人以上で、月間のアクティブユーザー数も6億5000万人以上あるメッセージアプリです。
中国におけるスマートホン利用者の約9割がインストールしており、香港やマカオでも多くの利用者がいます。
WechatはPC,スマホ両方対応しており、音声メッセージの送受信、画像アップ、無料音声通話、無料動画通話等の機能が備えられています。
中国では、「グレートファイアウォール」という中国政府の情報検閲システムにより、GoogleやFacebook、Twitterへのアクセスは基本的に遮断されておりサービスが利用できません。中国系観光客への対応にはWechatのような中国系のアプリを用意しておきましょう。
URL: https://www.whatsapp.com/
WhatsAppは世界最大のPC、スマホ向けメッセンジャーアプリです。アメリカ人を中心とした欧米系の利用者が多く、アクティブユーザーの数は10億人を突破しています。
他のアプリと違うところは、1年目の利用期間の後、2年目以降は年間99セントの利用料が発生します。そのかわりに広告配信がなく快適なアプリの使用環境を提供しています。
通常のテキストメッセージだけではなく、グループチャットを作成したり、お互いに制限なく画像やビデオ、音声メモを送信できます。
ホストとゲストをつなぐメッセンジャーアプリを導入しよう
様々な国のゲストに対応するためにも複数のメッセンジャーアプリとIDを用意しておきましょう。 使い方はどのアプリも共通なのでそれほど負担にはなりません。
メッセンジャーアプリの導入はあなたの宿泊施設の評価を高めてくれることでしょう。