民泊代行業者には各々特徴があります。今や民泊運営に関するトータルサポートは当たり前で、それに加えて多言語対応でのサポート、近隣住民へのケアの代行、デザイナーや建築士と連携によるインテリアコーディネートなど各企業様々なサービスで差別化をはかっています。
そんな中でクラウドソーシングを活用した民泊代行業者が「mister suite」です。
今回は「mister suite」をご紹介します。
mister suite(ミスタースイート)とは?
URL: https://www.mistersuite.com/
「mister suite」は株式会社SQUEEZEが運営するAirbnb運用代行サービスです。
物件ページの作成から価格設定、予約管理や清掃までを一括でサポートしてもらえます。プロカメラマンによる部屋の写真撮影やウェルカムガイド作成などの丁寧なリスティングサポートもしてもらえるのでAirbnb初心者の方でも簡単に民泊を始められるようなシステムになっています。
現在の所対応エリアは東京、千葉、神奈川、北海道、大阪、京都となっています。
クラウドソーシングを活用したmister suiteのシステム
クラウドソーシングとは、簡単にいえば「インターネットを使った業務委託」のことです。
「mister suite」で特徴的なのはハウスキーパーやカメラマン、予約対応の仕事に対してクラウドソーシングを活用していることです。
例えば、各地域でシステム上登録されたハウスキーパーと民泊施設の清掃の仕事のマッチングを行います。
また、多言語対応するためには多くのスタッフを準備しなければならないところ、世界中から登録されたオンライン対応担当と民泊施設の宿泊客からの問い合わせをマッチングさせることで、世界各国の言語への対応が可能になります。
仕事に対するクオリティが心配になるところですが、「mister suite」側で全ての業務に対してクラウドディレクターという担当者がクオリティ管理を実施しています。それぞれの業務が完了するごとに一つ一つレビューをして次の宿泊予約に備えます。
mister suiteは多くの物件を管理する業者向け
「mister suite」はairbnbだけでなく、agoda、flipkey、HomeAway、など世界中の宿泊予約サイトと自動で同期し、新規予約がリアルタイムに反映されます。複数のアカウント、複数の物件の管理に向いているシステムであるといえます。
ホテル・旅館・民泊事業で運営をしていく上での管理コストを節約したいというニーズにこたえるサービスであると思います。
賃貸物件で家賃収入の低下に悩んでいる方や不動産を使った資産運用でオペレーションコストの心配をされている方などは検討してみるといいと思います。